2016年12月4日日曜日

「サントリー1万人の第九」

 大阪師走の風物詩、第34回「サントリー1万人の第九」が行われ出演。指揮は佐渡裕さんで今回で18回目の総監督・指揮者。今回は、2000年12月(第18回)に始めてから16回目の出演。またこの「第九」は、大阪、札幌、東京(国技館)、広島、鳴門、香川などで合計が49回目となった。目標50回の出場まであと1回で達成できるまでになった。長い~~第九の歴史をまた一つ刻んだ。
オープニングとして女子高校生のボーカルグループ「Little Glee Monster」(リトル・グリー・モンスター)による「Seasons Of Lover~ミュージカル「RENT」より」の歌で開幕した。
第1部では、フランスの若きピアニスト、リュカ・ドゥバルグさんがピアノの美しい音色を奏でたほか、Little Glee Monsterがビートルズの名曲「ヘイ・ジュード」を合唱団と共に歌った。
第2部には、俳優佐々木蔵之介(48)さんが第九の第4楽章で合唱されるシラーの詩の日本語訳「歓喜に寄せて」を朗読した。毎日新聞によると『初体験に感激し、来年の登板も直訴した。佐々木さんは、10月に父で佐々木酒造会長の勝也さんを胃がんのため、83歳で亡くした。7月上旬に今回の朗読者に決まった際、病床の父が喜んでくれたという。「病室で看護師さんにも”息子が朗読やるんや”と話していた」と明かし、「残念ながら今日は見てもらえなかったが、(天国で)聞いて喜んでいると思う」としみじみと。自身も第九の大合唱を鑑賞中、「天上に光が立ち上るような気がして、ホールの天井を見上げた。父に届いている」と語った。』という。
 その後、ベートヴェン交響曲第九の演奏が始まった。ソリストは、ソプラノ:並河寿美、メゾソプラノ:谷口睦美、テノール:西村 悟、バリトン:キュウ・ウォン・ハンの各氏、合唱団は北は北海道・東北仙台、南は福岡・沖縄那覇などから、また海外からオーストリアから25名が、年齢は小学1年生から92歳までの1万人で歌い上げた。最後は「蛍の光」を全員で合唱し、また新たな感動のもと終了した。\(^o^)/  上の写真は東京「ゆうとう会」のメンバーとの記念写真。
これらは、MBSにて12月23日(水・祝日)13:55~14:52に「クラッシクは怖くない!」で放送される。


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