2014年3月17日月曜日

安野光雅が描いた「御所の花展」

3月12日から31日まで大阪高島屋7階グランドホールにて、画家の安野光雅が描いた「御所の花展」が開催されていたので鑑賞。 画家の安野光雅氏が天皇、皇后両陛下の本の装丁をしたご縁から、両陛下のお住まいに咲く植物を描くことになり、平成23年(2011)1月から1年余り、数十回にわたって御所の庭に通い、四季折々の草花約100種類を写生。安野光雅氏は、「もともと花が好きでしたが、描くことで自然の花の命が身近なものになった」と語り、皇后に贈られたハスの「舞妃蓮」やバラの「エンプレスミチコ」から、天皇が皇居に住み着いたタヌキたちのために残しているというクサイチゴなどの里山の草木まで、淡い色彩で描かれた水彩画130点がご紹介されていた。水彩画 の魅力を十分に楽しむことが出来たし、御所の庭は自然のままだということもよく分かった。

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