2013年7月4日木曜日

山科精器㈱の工場見学

「工学部学友会」の会社訪問活動の一環として、今回、栗東市にある山科精器㈱を訪問。参加者は滋賀県立大学機械システム工学の3回生と学友会メンバーの計64名。参加者が多いため講演は2グループ、工場見学は4グループに分かれてあった。講演では山科精器㈱代表取締役社長からプロジェクターで会社紹介、県立大生の若者に伝えたいことの1~7項目、社長の小史、山科精器㈱の取り組みとその事例の紹介など約50分。工場見学では各部長による概要説明、まず油機事業部→メディカル事業部→工機事業部→熱交事業部だった。主力商品は船舶関連を中心にした工作機械、熱交換器、ディーゼンエンジンの循環機器などで、船舶に関連する機器に高い開発製造力があるようだ。その中で9年前から全く違ったメディカル分野にも進出されているのには驚いた。社長の1つの趣味?とも言われていたが、血液・体液の吸引管や細胞分離装置などに成果が出てきているようだ。
1939年(昭和14年)山科精器研究所を設立しマイクロメーターの製造を開始し、1868年(昭和43年)に、この栗東市に本社工場を移されて今日に至っている。大変自然環境に恵まれたよい会社だった。

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