2013年1月16日水曜日

「菅原神社(長尾)」を参拝し取材

パナソニック松愛会枚方支部HPの「ひらかた発見」の第4シリーズとして枚方市内の神社を取材し、私たちの眼から見た神社を紹介しようとスタート。今回4回目として長尾にある「菅原神社」の取材を行い、神司さんから詳しい話を聞くことで、歴史ある神社を改めて認識した。(詳しくは後日、パナソニック松愛会枚方支部HPで紹介)   この神社は、寛永二十年(1643年)、領主の久貝因幡守(いなばのかみ)正俊(まさとし)は、家臣の細谷善兵衛に命じて八田川の川筋で当時八田広と呼ばれた荒地を開梱させ、新田開発を行った。新田は開墾の翌年に福岡村と名付けられたが、貞享三年(1686年)に長尾村と改称された。菅原神社は、慶安三年(1650年)に正俊(まさとし)の子正世(まさよ)が、長岡天神の分霊を勧請して社殿を造営したのが始まりとされている。祭神は菅原道真で、社殿は文化四年(1807年)の再建であるという。歴史的にはまだ新しい神社。
社の付近はデンダイウヤクの群生地で、市内でも重要な植物群落である。デンダイウヤクは中国原産で日本へは享保年間(1716 - 1735年)に伝来し、九州や近畿などで野性化している。根を健胃薬として利用する。古く中国で、秦の始皇帝が不老長寿の霊薬くを求めて、徐福という人を日本に派遣したという話もある。この時の霊薬というのが、このテンダイウヤクであるとされている。


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