2012年3月16日金曜日

「マーガレット・サッチャー」を鑑賞

本日、映画「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」が一般公開されたので鑑賞。 
あらすじは、イギリス史上初の女性首相で、その強硬な性格と政治方針から「鉄の女」と呼ばれたマーガレット・サッチャーの激しく生きた現役時代を、認知症とたたかう現在の彼女が振り返る物語をメリル・ストリープ主演で描いたもの。父の影響で政治家を志すようになったマーガレットは1975年、50歳で保守党党首に選出され、79年にはイギリス初の女性首相となった。国を変えるため男社内の中で奮闘するマーガレットは「鉄の女」と呼ばれつつも、強いリーダーシップで国有企業の民営化や規制緩和を敢行。さらに消費税の引き上げなどをしながら、国の建て直しに成功する。そんな彼女にも妻や母としての顔があり、知られざる孤独と苦悩があった。そのマーガレットを支えた夫がデニスで、その役にジム・ブロードベント。第84回アカデミー賞ではストリープが主演女優賞(2度目)を受賞。
今回、この映画を観て、たとえ国民の猛反発を喰らっても英国再生のためにはこれしかない、という信念のもとに行動したこと。特に1982年のフォークランド紛争でサッチャーは断固とした態度を表明、「遠く離れているとはいえ、フォークランドは英国の領土である。これを侵す者は徹底的に叩く」という信念のもとに勝利し、それが彼女の地盤を磐石なものとし、ものの見事に英国経済の再生に成功したことを改めて認識した。 また、ストリープの演技はまるでマーガレット・サッチャーのようで(顔も口調などもよく似て)素晴らしいものだった。

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