2011年9月29日木曜日

「天の川クラブ」の地区会に参加

牧野阪の三浦蘭阪について講義する馬部氏
ナルク「天の川クラブ」の2地区会が開催され参加。(2006年3月にナルク「天の川クラブ」を活性化させるため「枚方市」という広い地域を小さな地区に分けることで「お互いに顔のみえる範囲での生き生きとした活動にしょう!」と枚方市を10地区に分けて、各地区での会合が行われ、活性化に向けての取り組みがされているもの。)
今年度、最初の会合で参加者は、会員数65名に対して20名、あと代表と地区会担当リーダーを合わせて計22名であった。
まず、「現在住んでいる地区を中心とした歴史を学ぶ」ということで、枚方市の市史資料調査専門員の馬部隆弘氏の講演が約1時間あった。話の主な内容は江戸時代(18世紀末)に牧野阪の医師で歴史家でもあった三浦蘭阪が活躍した内容が中心であった。今回、初めて三浦蘭阪がこの牧野で有名な人とは知らず、少し恥ずかしい感がしたが、この人の偉大さを学ぶことが出来たことはよかった。
その後、代表から「天の川クラブ」の近況報告、自己紹介、連絡事項などあり約2時間で終わった。次は来年3月に牧野公園(枚方八景の一つ)で桜見物をしようということで再会を約束し解散した。
『三浦家は、17世紀末頃より河内国交野郡坂村(現在の枚方市牧野阪)に居住し、代々医師をつとめていました。歴代当主のうち、18世紀末頃より活躍した三浦蘭阪(みうららんぱん)は、考古学や金石学(金属や石に刻まれた金石文を研究する学問)など歴史に強い関心を寄せるとともに、同好の士たちとの広い交友関係を持っていた人物として知られています。彼は各地に赴き、多くの遺物を拓本や模写によって写しとっています。また、その調査の過程で古文書も数多く集めています。なかでもとりわけ注目されるのは、平安~鎌倉時代の法隆寺文書です。これらは、古文書が記された当時の様子を知る材料となるだけでなく、蘭阪による調査の実態を伝える貴重な史料ともいえます。』(枚方市の関連サイトから抜粋)

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