2011年3月27日日曜日

親鸞展へ

京都市美術館にて親鸞聖人750回忌、真宗教団連合40周年記念として「親鸞展」が17日から5月29日まで開かれているので観に出かけた。
これは、浄土真宗の宗祖・親鸞ゆかりの書画や彫像を集めたもので。鎌倉時代に親鸞が書いた「教行信証(きょうぎょうしんしょう)(坂東本〈ばんどうぼん〉)」など国宝9点、親鸞の肖像画「親鸞聖人影像(熊皮御影〈くまがわのみえい〉)」など国の重要文化財36点を含む約130点が展示されていた。
真宗教団連合」とは親鸞聖人は、真宗教団立教開宗の根本聖典である主著『教行信証』で、「真実の教は、浄土真宗である」と述べておられる。その浄土真宗を信奉する教団は、いろいろの歴史的な事情から、現在では十派に分流している。それは本願寺派(西本願寺)・大谷派(東本願寺)・高田派(専修寺)・佛光寺派(佛光寺)・興正派(興正寺)・木辺派(錦織寺)・出雲路派(毫摂寺)・誠照寺派(誠照寺)・三門徒派(専照寺)・山元派(證誠寺)である。しかし、その源はすべて親鸞聖人に帰一し、聖人を宗祖と仰ぐ御同朋の教団である。各教団がそれぞれの枠を乗り越え、大同団結をしてこの不安と混迷の現代社会において、浄土真宗の教えと立場を鮮明にするための行動する組織体が「真宗教団連合」である。(「真宗教団連合」のサイトから抜粋)我が家は西本願寺の門徒であり、親鸞聖人についてはそれなりに聞いていたが、この展示をみてより一層親鸞聖人という人の理解出来たし、その教えなどもよく分かった。

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