2010年11月30日火曜日

箕面の「勝尾寺」へ参拝

一度参拝したいと思っていた箕面の西国第23番札所で勝運の寺「勝尾寺」へ参拝と紅葉の写真を撮るため出かけた。
このお寺は関西でも有数の紅葉の名所と言われ、先日もNHKが紅葉の実況中継をしていた。紅葉の写真を撮影するには、1週間程遅かったが、遠方からの紅葉の景色は素晴らしかった。来年はもっと早い時期に参拝したいと思う。
勝尾寺の由来は、古流記によれば創建は神亀4年(727年)、善仲、善算の双子兄弟が草庵を構え修業されたことに始まるという。それ以来幾多の歴史を得て今日に至っている。勝尾寺は、千数百年の昔より山自体の持つ霊力によって無類の聖地として崇拝されてきた。弥勒信仰、観音信仰はもちろんの事、役行者慕う修験道、阿弥陀信仰、薬師信仰、聖天信仰行者ら、多くの人々がこの山で己の精神と対峙し、日夜修行を積んできた歴史がある。当山仏法の祈願力には時の朝廷の権力も及ばなかった事から、王に勝つ寺「勝王寺」と清和帝が号した。依って源氏・足利氏等各時代の覇者達が当山に勝ち運を祈り、以来人生全てに「勝つ」として勝ち運信仰の歴史をたどっている。試験・病気・選挙・スポーツ・芸事・商売等あらゆる勝負の勝ち運、成功、いわゆるサクセスの願い事に勝尾寺の「勝ダルマ」を授かり己に勝って勝運をつかんだ人々の数は、計り知れない。厄除開運・身体健全・交通安全・試験合格・無事成長など、様々なご祈祷を受けることが出来る。(詳しくは「勝尾寺」のサイトを!)

2010年11月29日月曜日

「彦機会」フォト同好会を開催

第4回「彦機会」のフォト同好会を開催。今回は「永観堂・南禅寺周辺の紅葉撮影&写真展鑑賞会」として行う。
行程は10時に京都駅中央改札口に集合⇒市バスで「永観堂・南禅寺口」で下車⇒「永観堂」で約1時間撮影(~12時頃)⇒南禅寺周辺を撮影⇒三門の上からの撮影⇒仁王門通りの「豆狸」で昼食(~13:40)⇒徒歩にて知恩院・円山公園・八坂神社の紅葉を撮影⇒ぎゃらりい西利・京都祇園にてフォト禅写真展「四季有情」を鑑賞⇒ぎゃらりい西利・京都祇園の2階で休憩・歓談⇒解散(15時半頃)
「永観堂」では、全体的に紅葉の写真には少し遅い状態で、かつ多くの観光客で撮影にはもう一つだった。中には今が一番美しい赤色のもみじもあり楽しむことも出来た。
「フォト禅」は、京都の風景写真家として活躍されていた故山本建三氏 が創設された写真クラブ。自然愛好の精神に基づき、撮影技術の向上ならびに会員相互の親睦を図り、写真を通じて人間形成の推進を期することを目的として発足、現在に至っている。この間、毎月1回約40名の会員が作品を持ち寄り、研究例会を開いている。また、毎月1回京都近郊を中心に撮影会を行ない、さらに年に1、2回は遠く信州方面等にも足をのばしてお互いの研鑚に努力している。これらの作品は、大阪、京都等のギャラリーにおいて「四季有情」と題して展覧会を毎年開催するとともに、JR丹波口駅(JR山陰線、京都市内)に会員が常設展示発表している。(「フォト禅」のプロフィールから) 今回は37点の写真が展示され、すべて素晴らしい風景作品であった。
今回の参加者は4名と少なかったが、楽しく紅葉の写真撮影が出来たことはよかった。また、フォト禅の「四季有情」の一味違う素晴らしい写真を鑑賞できたことも勉強になりよかった。
上の写真は「永観堂」の入口、下の写真はぎゃらりい西利・京都祇園(4F)での「フォト禅」の展示場で。

2010年11月23日火曜日

「舞妓はんの撮影会」へ

全日写連関西本部の秋の撮影会(祇園の舞妓はん撮影会)が宇治の黄檗山・萬福寺であり参加。モデルとして祇園の舞妓はん8人、参加者は募集定員200人に対して約300人と非常に多かった。
12時45分よりセレモニーがあり、13時から萬福寺の境内で舞妓はん1人に対して指導員2~3人(関西本部の役員等)がつき、8箇所に分かれて撮影がスタートした。13時50分に20分間の休憩があり、後半も同じように行われ15時10分に終わった。
8人の舞妓はんの写真を連写で撮りまくったが、これといった作品になるようなものは撮れなかった。綺麗な祇園の舞妓はんを沢山撮れたので満足した。写真は撮影会が終わって境内の「天王殿」前に勢揃いした綺麗な舞妓はん。
黄檗山萬福寺は、1661年に中国僧隠元隆琦(いんげんりゅうき)禅師によって開創された。禅師は中国明朝時代の臨済宗を代表する僧で、中国福建省福州府福清県にある黄檗山萬福寺の住職をされていた。その当時、日本からの度重なる招請に応じ、63歳の時に弟子20名を伴って1654年に来朝された。宇治の地でお寺を開くにあたり、隠元和尚は寺名を中国の自坊と同じ「黄檗山萬福寺」と名付けた。その後、幕府の政策等により、宗派を黄檗宗と改宗し現在に至る。(公式サイトから抜粋) 
京都には古い歴史があるお寺が多いが、この萬福寺はわりかし新しいお寺であることが分かった。

2010年11月19日金曜日

「京都御所」の秋季一般公開へ

恒例の秋の一般公開が始まり、久しぶりに京都御所を見物した。主なルートは、宜秋門(ぎしゅうもん)から入り→御車寄せ→諸大夫の間(正式に参内したものの控室)→新御車寄せ(大正天皇の即位礼に際し、建てらえたもの)→承明門(建礼門)→回廊の外を回って日華門より紫宸殿前へ→清涼殿(平安時代、天皇が日常の生活の場として使用)→小御所・蹴鞠の庭・御学問所→御常御殿(室町時代以降、天皇の日常の生活の場)→御三間→清所門(せいしょもん)から退出。
今回の展示では、京都三大祭りの一つ、葵祭で近衛使らが御車寄で上賀茂神社からの使者を出迎える「進発の儀」や、宮中の調度品などを夏用から冬用に取り換える「更衣」の様子が人形で再現されていた。また、回廊や月華門、日華門、承明門も新しくなりすごく綺麗だった。
今日は、非常に良い天気に恵まれ多くの観光客が訪れていたが、行列するほどでもなく、それなりの混雑状態だった。21日(日)まで一般公開される。
上の写真は承明門から紫宸殿を、下の写真は紫宸殿前の庭「南庭」で、正面の門が承明門。

2010年11月17日水曜日

奈良「興福寺」創建1300年へ

23日まで開催されている奈良「興福寺」1300年(平城遷都とともに藤原不比等によって創建された)の国宝特別公開2010、五重塔初層・東金堂後堂を観に行った。
五重塔(国宝)は天平2年(730年)、光明皇后の発願で創建された。現存の塔は応永33年(1426年)頃の再建で、高さ50.8mで、木造塔としては東寺五重塔に次ぎ、日本で2番目に高い。初層の四方には、創建当初の伝統を受け継ぐ薬師三尊像、釈迦三尊像、阿弥陀三尊像、弥勒三尊像が安置されている。 東金堂(国宝)は神亀3年(726年)、聖武天皇が伯母にあたる元正太上天皇の病気平癒を祈願し、薬師三尊を安置する堂として創建した。治承4年(1180年)の兵火による焼失後、文治3年(1187年)、興福寺の僧兵は飛鳥の山田寺(現・奈良県桜井市)講堂本尊の薬師三尊像を強奪してきて、東金堂本尊に据えた。東金堂はその後応永18年(1411年)に五重塔とともに焼け、現在の建物は応永22年(1415年)の再建の室町時代の建築である。様式は唐招提寺金堂を参考にした天平様式。他に国宝の四天王立像、十二神将立像などが、後堂には、東金堂創建当初からの正了知大将像(しょうりょうちたいしょうぞう)が安置されている。 国宝館は旧・食堂(じきどう)の跡地に建てられた文化財収蔵・展示施設で、1959年に完成した鉄筋コンクリート造り。乾漆八部衆立像(国宝)の中で有名な三面六臂(手が6本)阿修羅像、乾漆十大弟子立像(国宝)、木造金剛力士立像(国宝)、木造天燈鬼・龍燈鬼立像(国宝)、木造千手観音立像(国宝)、板彫十二神将像(国宝)など多くの国宝・重要文化財が安置されている。(公式サイトから抜粋)
今回の国宝特別公開2010では、五重塔の初層と東金堂後堂が開扉され、踊大将と知られる正了知大将像が、50年ぶりに東金堂後堂に戻って公開された。また、国宝館では多くの国宝、重要文化財が置かれ、有名な阿修羅像や木造千手観音立像を観ることが出来たのは大変良かった。今まであまり仏像に興味がなかったが、このような国宝の像を観ることで興味も湧いてきた。

2010年11月14日日曜日

「水道記念館」を見学

十三の親戚に行っての帰りに柴島浄水場の「水道記念館」を見学した。
この「水道記念館」は、1914年(大正3年)から昭和61年まで大阪市の主力ポンプ場として活躍した「旧第1配水ポンプ場」を保存活用するため1995年(平成7年)に開館。この建物は宗兵蔵氏の設計によるネオ・ルネサンス様式の赤煉瓦と御影石との調和が美しい景観を創りだしているもので、1999年(平成11年)には現存する明治・大正建築として国の有形文化財として登録されている。
この記念館では、琵琶湖・淀川水系の淡水魚の展示、水道100年の歴史、暮らしと水道のかかわりなどについてわかりやすく紹介されていた。また、子ども達のゲームコーナー(漏水発見ゲーム、配水ゲームなど)もあり、家族で訪れても楽しめるところ。入場料は無料。
上の写真は国の有形文化財として登録されている「水道記念館」の外観、下の写真は館内の「水の広場」。

2010年11月12日金曜日

「M37ミニクラス会」へ

 昭和37年に卒業した機械科のミニクラス会を彦根市で開催、7名が参加した。 彦根市駅に11時集合、そのあと1部として錦町の料理屋「伊勢幾」で昼食懇談会。
参加者の日々の過ごし方や健康・家族状態などの話、2012年に卒業50周年を迎える50周年記念クラス会の話し合い、他の同級生(クラス員)の動向などもろもろの話で、久しぶりの再会で盛り上がった。
第2部として滋賀県立大学「湖風会」事務局の案内で、キャンパス内の見学をした。キャンパス内の見学は3回目で、1回目は平成10年の「キャンパス見学&テニスの集い」の時、2回目は4年前の「湖風会設立総会」の時だった。
見学後は、12日~14日まで開催している「湖風祭」を見物し、焼き鳥やゆでゴマ団子などを食べて、学生達と交流した。
この県立大学がここ彦根市八坂町に新設されて16年になるが、「環境科学部」「工学部」「人間文化部」「人間看護学部」の4学部があり、広大な敷地に我々の時代とは比較にならない素晴らしい環境が整い、今の学生は幸せだなあ~と思う。
写真はキャンパス見学後にシンボルタワーを背にしての記念写真。

2010年11月10日水曜日

パソコンミニ体験講座

枚方市の生涯学習情報プラザで、超初心者を対象にパソコンミニ体験をスタートして、早や5年が経過した。目的はパソコンに触れたことのない市民を対象に、パソコンに慣れてもらい使える切っ掛けにしてもらうためで、この5年間で多くの市民の人が受講した。現在では年賀状、新聞、チラシ、住所録などを作成されて頑張っている人が多い。当然、受講料は無料である。
この講座は、毎週金・土曜日は入門編、月・水曜日はWord編、木曜日はExcel、火曜日はインターネット編を午前10時~12時の2時間、内容は同じで行っている。各講座とも定員(10名)の出席があり、市民の皆さんから大変好評を得ている。
本日はWordの講義で、30歳代から70歳代の10名(男性1名、女性9名)の出席があり、内容はWordの起動→初期画面の説明→「町内ハイキングのお知らせ」の文書作成の仕方の説明→受講者にこの文書を入力(約20分)→文書の編集→印刷→FDに保存→FDから開く方法→FD保存のファイルの削除方法である。 昨日はインターネットの講習を行った。最近は担当者の交代などで講師を担当することが多くなった。
現在、新たに2つの講座を計画中、「デジカメ写真の取り込みと簡単編集」「ハガキ作成」で、来年早々に開く予定でテキストを作成中。 写真はWord編の講習でWord2003・2007・2010の初期画面について説明中。

2010年11月7日日曜日

玉ねぎの植え付け

サツマイモの跡地を耕し畝にして、ヤンマー産業の「畑の大将」の粉末をまき、その上に有機肥料+鶏ふんをそれぞれ半分混ぜたものを畝の土とかるく混ぜて「玉ねぎ」の苗を植えた。
赤い玉ねぎ120本、早生の玉ねぎ50本、長期保管可能の白い玉ねぎ50本の計220本、昨年と同じ本数。
植えたあとは、追肥する1カ月前(1月頃)に大型のゴミバケツに水を入れ、そこに油粕と鶏ふんを入れて置いておく。それを2月頃に玉ねぎ2~3本当たり杓子1杯程度の追肥をする予定。このやり方で今年の玉ねぎも豊作だった。

2010年11月5日金曜日

船橋小学校2年生とおもちゃ作り

枚方市立船橋小学校へ「おもちゃ作り」に出かけた。毎年11月に2年生の「生活科」授業(2時限間)に「おもちゃ作り」を行っている。
今回も牛乳パックを使った4枚羽の風車、同じく牛乳パックを使った2枚羽のトンボ作りをSAひらかたのメンバー(15名)と一緒に作った。
2年生は3クラス(1クラス30~32名)で、SAメンバーが各クラスに5名が担当し、2つのおもちゃ作りを実施。
今回も教室だったので、ゆっくりと出来た。子ども達は、廊下や運動場に出て4枚羽の風車を走って回したり、トンボを飛ばしたりしてワイワイと言いながら皆と一緒に遊んでいた。
最後、子ども達から「楽しかった」と大変喜んでくれたので、メンバーもやり甲斐もあり大変よかったようだ。
上の写真は2枚羽のトンボ作りの教室風景。下の写真は牛乳パックの4枚羽の風車。

2010年11月4日木曜日

「平城遷都1300祭」へ

 4月24日から始まった『平城遷都1300年祭』もあと3日(11月7日(日))で終わる。もう今日しか行けないので日程を変更して出かけた。
まず、平城京なりきり体験館で、平城京で働いていた貴族が着ていた天平衣装の体験をした。男性の衣装は、帽子の頭巾(ときん)、白袴(しろきはかま)、衣「大袖」を着ての「文官」スタイル。頭巾の後ろの纓(えい)が短い奈良時代中期ごろまでの服装。右手に白い木笏(もくしゃく)、左手に太刀を持ち、靴は自前の運動靴であったが、写真を見ると分からずちゃんとした「文官」スタイルになっていた。左手に太刀を持っていることが分からないのが残念。(持参のデジカメの写真)
当時の平城京を背景に記念写真を撮って1枚の写真がもらえて、持参したデジカメでも写真を撮ってくれるものだった。着替えを入れて約20分、料金は500円だった。
その後、遺構展示館、平城宮跡資料館を見物し、改めて平城京の歴史を学んだ。

2010年11月2日火曜日

「カポディモンテ美術館展」へ

 
京都文化博物館で開催されている「カポディモンテ美術館展」(10月9日~12月5日)へ出かけた。
これはイタリアを代表する美術館のひとつであるナポリ・カポディモンテ美術館の名品をルネサンスからバロックまでのイタリア美術が展示されたもの。展示されている作品は主に、ファルネーゼ家が蒐集したルネサンスおよびバロック美術の作品と、ブルボン家が蒐集したナポリ・バロック美術の作品。パルミジャニーノ『貴婦人の肖像(アンテア)』、ティツィアーノ『マグダラのマリア』、グイド・レーニ『アタランテとヒッポメネス』、ジェンティレスキ『ユディトとホロフェルネス』といった至極の名品を含む80点。ルネサンスからバロックまでのイタリアを代表する貴族のひとつであるファルネーゼ家は、過去の美術作品を蒐集すると同時に、同時代の芸術家にも積極的に作品を注文し、この時代の美術の牽引役を果たした。相続によってファルネーゼ家の膨大な財産を受け継いだブルボン家は、自らが統治したナポリの美術を蒐集した。つまり本展は、芸術の庇護者であった大貴族がどのような鑑識眼で美術品を蒐集し、そして宮殿に飾ったのか、あるいはイタリアの大美術館がどのようにして出来上がったのかということも垣間見ることができる構成となっている。(公式サイトから抜粋)
今回の目玉の1つは、パルミジャニーノの『貴婦人の肖像(アンテア)』(1535-1537年)で、謎の美女と言われ(写真)、高級娼婦か貴族かと謎に包まれているものである。深みのある独特の緑色をバックに光沢感のある衣服を纏ったアンテアは、想像以上に美しく描かれていて一目観ただけで魅了された。細部まで丁寧に描かれていてとても印象的な絵画だった。それ以外のグイド・レーニの『アタランテとヒッポメネス』、ジェンティレスキの『ユディトとホロフェルネス』の絵画も見応えがあって大変よかった。 下の写真は旧京都文化博物館で、裏側に新館(写真右)があり、その3・4Fで展示されていた。