2009年7月30日木曜日

「子どもおもしろPC教室」開催

夏休みの「子どもおもしろパソコン教室」で『動物のアニメーションづくり』を30日~31日の午前10時から12時まで開催(計4時間のコース)、講師をつとめた。対象は小学3年生から5年生で定員の10名が参加した。この教室は昨年の夏休みから開催、今回で4回目だった。毎回、この教室の『動物アニメーションづくり』は大変人気があって、定員オーバーの申し込みでうれしい悲鳴。1回目は「ワンちゃん」、2回目は「トナカイのソリに乗ったサンタさん」、3回目は「トンちゃんの乗馬」、今回は「浦島太郎」。 子ども達に人気があるだけあって、やる方にとってもおもしろい。 31日の2日目は、「たこ」、「とり」を追加して、子ども達は動物のアニメーションを楽しんだ。 動画はその見本の1つである。

2009年7月28日火曜日

PET/CT検査

初めてPET/CT検査を受けた。PETとは、「陽電子放射断層撮影」という意味で、ポジトロン・エミッション・トモグラフィー(Positron Emission Tomography)の略。がんは、実際に腫瘍(できもの)ができたり、体に変化が起きてから見つかることが多く、がん細胞の成長がある程度進んでからでないと発見できにくいものである。しかし、がん細胞自身が光って自分の位置を知らせれば、もっと早い段階で見つけることが可能で、「がん細胞に目印をつける」というのがPET検査の特徴。PET検査は、がん細胞が正常細胞に比べて3~8倍のブドウ糖を取り込む、という性質を利用するものである。ブドウ糖に似た物質に目印をつけて(FDG)体内に注射し、しばらくしてから全身をPETで撮影する。するとFDGが多く集まるところがわかり、がんを発見する手がかりとなる。従来のレントゲン(X線)やCT、MRIなどの検査は形からがんを見つけけるが、PETはこのように細胞の性質を調べてがんを探しだすものである。
これまで難しかったがんの早期発見を可能にしたPETであるが、全てのがん細胞を見つけられるわけでない。見つけられないがんもあり、見つけられない弱点と言われているところは他の検査でカバーするしかないらしい。 例えば、正常でもFDGが集まる臓器の泌尿器科系(腎臓、尿道、膀胱)・脳・心臓・肝臓等。
今回の検査の流れは、血糖値測定→医師より検査薬(FDG)を注射(約1分)→安静室でリラックスしお茶を飲んで休息1時間→排尿→1回目の撮影(約20分)→安静室で再度休息(約30分)→排尿→2回目の撮影(約15分)→以上で終了、約3時間で楽な検査だった。
結果は後日、医師から詳しい説明がある。がんは早期発見が第一。早期発見であれば治療期間、費用、苦痛も少なく完治する。健康診断等を定期的にきっちりと受け、それでがんが見つかったのであればそれなりにあきらめもできる。健康診断等をさぼって、たまに受けた健康診断や自覚症状でがんが発見されたとき、ああきっちりと健康診断を受けておいたらよかったと後悔をしなようにしないためにも今回、お金も結構かかるが受けた。

2009年7月22日水曜日

ルーヴル美術館展へ

6月23日から中之島の国立国際美術館で開催されている「ルーヴル美術館展」に出かけ鑑賞した。
今回、「美の宮殿の子どもたち」をテーマにした展示で、公式サイトには次のように説明文が掲載されていた。
『本展は、子どもが美術の中でどのように表現されてきたか、また子どもというテーマが作品の創造にどのように刺激を与えてきたかを、ルーヴル美術館のコレクションを通して明らかにする展覧会です。ルーヴル美術館の全8部門のうちイスラム美術部門を除く7部門から厳選した約200点の作品で構成され、ルーヴルが所蔵する唯一の子どものミイラをはじめ、日本で初めて公開されるものも多数含まれます。時代は古代から19世紀後半まで、地域的にもヨーロッパにとどまらず、エジプトやオリエントにまで視野を広げることによって、子どもに注がれてきた様々な眼差しを多角的に捉えます。
「子ども」というテーマを介して、作品が制作された様々な時代や地域の文化の理解を深めるまたとない機会となることでしょう。
展示においては、子どもの生涯のエピソードや、神話や宗教の中で表現された子ども、肖像や装飾として描かれた子どもなど、大きく7つのテーマに作品を分類します。ひとつのテーマが異なる文化圏やジャンル(絵画や彫刻など)によってどのように表されてきたかを比較しながら理解することができます。
すべての作品に注がれる優しくて清純な眼差し、無垢な子どもの時代への人類共通の思いを感じていただけることでしょう。』  画像はジョシュア・レノルズ「マスター・ヘア」(1788年)

2009年7月18日土曜日

今年の夏野菜の収穫

本日、12日振りに夏野菜の収穫に行った。キュウリは例年通り巨大キュウリを数十本、ナスビとピーマンも沢山収穫出来て、例年以上だった。これは肥のやり方(ナスビは元肥に石灰と有機飼料、ピーマンも有機飼料、追肥もほぼ同じ肥料にしたこと)を変えたことがよかったのだろうか。 しかし、カボチャが苗1本に1~2個しか収穫できない状態で、もう一つだ。ここ数年収穫があまりよくなかったので、少し肥のやり方も変えたが、あまり効果がない。来年はどうしょうか? 簡単なようで難しい。ジャガイモは4月2日に4kgを植えたが、植える時期が2週間ほど遅かったのが原因か?例年より収穫か少なかったようだ。(写真はナスビ畑)

2009年7月16日木曜日

関西外大へ

枚方市内にある6大学を取材(見学)して松愛会の会員や一般の方に広く紹介しようとの企画で、今回4校目になる関西外国語大学中宮キャンパスをHP委員6名で訪問した。校内の案内は課長補佐の橋本様で、パナソニックから5年前に出向として勤務されて、本年定年になられた方だった。同じOBであり気さくに話をすることが出来てよかった。
関西外大(大学院・大学・短大)の学生数は約13,000人(中宮キャンパス10,000人、穂谷キャンパス3,000人)のマンモス大学で、外語大学の中でも勝ち組に入っているとのことである。 この大学の特徴は、1)海外の大学(50カ国322大学)と提携し、留学派遣学生総数は約1,600人で国際交流のネットワークを広げていること。2)別科コースとして春コース(2・3・4・5月)と秋コース(9・10・11・12月)に海外の学生を受け入れている。3)社会に出てすぐ役立つ実学を身につけることに力点をおいていること。
片鉾の地から小松製作所の跡地に引っ越して6年が経過したが、広々とした校内に学舎、運動場、体育館、外人教員の宿舎、御茶室、創業者の庭、学長宅等があった。また、校内にはマクドナルド、コーヒーショップ、一般のレストランと少し高級?レストランや書店、コンビニなどもあり、若者達の1つの街に入った感じがした。 あと2つの大学(大阪国際大学、関西医科大学)の取材(見学)である。

2009年7月14日火曜日

朝日旅行に参加!

7月12日2泊3日の朝日旅行「緑しみる八ケ岳の初夏 高原ロッジにのんびり2泊」に出かけた。旅程の概略は7/12、京都駅「ひかり464号)8:56⇒名古屋特急「しなの7号」9:32⇒塩尻駅で「あずさ16号」に乗り換え小渕沢12:45着。ホテルのバスで八ヶ岳高原ロッジへ。早めの到着だったが、高原ロッジの周辺の散策(約1時間、八ケ岳音楽堂~高原ヒュッテ周辺コース)があり、心地よい自然を楽しむことが出来た。食後は8時から星空観察会があったが、あいにくの曇り空で星の観察はできなかったが、スライドでの星空を楽しんだ。
7/13は、8:00出発し八ケ岳・白駒池⇒バラクライングリッシュガーデン⇒昼食は「たてしな藍」で山里懐石⇒車山へリフトで山頂⇒約1時間ほど霧ヶ峰を散策、霧がかかり見通しも悪いこともあったが高山植物等の説明を受けながらの散策だった。⇒八島湿原の展望台まで散策⇒夕食は「八ケ岳高原ヒュッテ」でのバイキング。
714は、6時半より約1時間、美鈴池コースをバードウオッチング⇒朝食後「八ケ岳高原ロッジ」を9:00出発⇒佐久海の口から清里まで高原列車に乗車⇒柳生博氏の「八ケ岳倶楽部」⇒清里の清泉寮⇒清里高原ホテルで昼食(和食)後、バスで塩尻駅へ⇒「しなの18号」16:03⇒「京都」19:15着。帰宅は20:15頃だった。
この朝日旅行は初めての参加であったが、八ケ岳高原ロッジということもあって値段も結構高かったが、旅程もゆったりで八ケ岳高原ロッジにも泊まれ、食事もよくてよい旅だった。(写真は清里の清泉寮から富士山方面を望む)

2009年7月3日金曜日

山中伸弥氏の講演会へ

大阪国際会議場において、㈱アクティブライフ(大阪ガスグループ)創立20周年記念講演会があり、京都大学iPS細胞研究所センター センター長山中伸弥教授から「iPS細胞の今後の展望」と題しての講演があった。1000名近い参加者だった。世界で初めて成功した皮膚細胞からiPS細胞を作り出すまでの道のりについて、ジョークを混ぜながら詳しく説明をされ大変よく分かった。特に皮膚細胞(体細胞)に24個の遺伝子をどのように組み合わせて作り出すか研究生と一緒に試行錯誤を繰り返し、結果的に4個で作り出すことに成功したことの話が印象に強く残った。課題は山積(がん化等)しているが、世界中ではすごい勢いで研究が進んでいる。特に、アメリカではオバマ大統領になってから、日本の10倍の予算(金額)を投じて進められているとのこと。
本日の朝日新聞に、治療対象の病気(心筋梗塞、やけど、脊髄損傷、糖尿病、肝不全等)に対する作製する細胞の動物治療研究から臨床研究への開始時期など具体的な目標を掲げた研究ロードマップ(工程表)が文部科学省から発表されていた。このロードマップの目標をみると、この10年先頃にはこれらの病気も大分克服されるようで、今後の研究の進歩に大いに期待したい。(写真は講演前の会場風景) 
【iPS細胞】:さまざまな細胞や組織に分化する能力を持つ多能性幹細胞。体細胞に3~4個の遺伝子を導入して作りかえる。山中教授らが皮膚細胞から作製することに世界で初めて成功した。 傷ついたり病気になったりした細胞を作り直す再生医療の実現に近づくと期待されている。