2008年10月22日水曜日

京都時代祭へ

一度見物に行きたいと思いながらも今日まで行けなかった時代祭、はじめて京都御苑に出かけて見物した。 この時代祭は、1895年(明治28年)、平安遷都1100年を記念して平安神宮が創建され、その時平安神宮の大祭、建造物、神苑の保存のため、市民により平安講社が組織され、記念事業として、この時代祭が始まった。 祭が行われる10月22日は、桓武天皇が794年(延暦13)に長岡京から平安京に都を移された日。 この祭の特色は、神幸祭、行在所祭、還幸祭の神儀のほか、時代風俗行列が行われることである。 明治維新から延暦時代へさかのぼって、順次風俗、文物の変遷が再現される。  本日は20列、約2000人に達した行列で、長さは2キロに及んだ。 祇園祭、葵祭とともに京都三大祭の一つに数えられている。 山国勤王隊を先頭に正午、京都御所建礼門前を出発⇒烏丸通⇒御池通⇒河原町通⇒三条通から平安神宮まで4.5キロ間に華麗な一大時代絵巻を展開するものだった。
本日の近畿中部の天気予想では、夕方から雨降りとのことであったが、午後1時前から降り出し、やんだり降ったりであった。 すでに行列もはじまって、中止するわけにはいかない状況、行列の人は大変だったと思う。 行列の終了は午後2時だった。 写真は、恒武天皇の神霊を乗せた鳳輦(ほうれん)である。

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