2008年9月13日土曜日

岸和田のだんじり祭り

自民党総裁候補の演説を聞いた後、南海電車で岸和田へ「だんじり祭り」の見物に出かけた。
この祭りの様子はテレビなどで観ているが、太鼓とかねの音が速くなり、子どもから大人まで数百人が曳く「だんじり」(約4トン)がスピードを増し交差点を直角に曲がる「やりまわし」には迫力を感じた。 これが「だんじり祭り」の最大の魅力だろう。 
岸和田の「だんじり祭り」は、元禄16年(1703)時の岸和田藩主・岡部長康公が五穀豊穣を祈願して行った稲荷祭りが始まりだそうだ。 町民たちは地車を曳きいれて藩主の面前でさまざまな芸事を演じて見せるのが、唯一の悦びであり、大いに人々の支持を得た、そのよき伝統がいまも続いている。 町内での地車の保守管理や幼児から大人まで総出のお祭りで、伝統を守るには大変だろうが、参加している町民の人たちは生き生きとした表情で祭りを楽しんでいた。
本日は新聞によると35台(岸和田・春木地区)の「だんじり」が市内を走り回ったとのこと。 明日14日が本番だが、町内にある39台の地車が同じく城下町を勇壮・豪華にショーを繰りひろげるそうだ。
最後に岸和田「だんじり会館」(入館料600円)に入館し、「だんじり」の歴史(今昔)、「だんじり」の彫刻の技、飾りや祭りのしくみ、はっぴと提灯、体験コーナーなどを観て岸和田「だんじり祭り」の概要をつかむことが出来た。

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