2008年6月3日火曜日

ルーヴル美術館展へ!

4月26日~7月6日まで「ルーヴル美術館展(フランス宮廷の美)」が開催されており、神戸三宮の神戸市立博物館に出かけた。 
18世紀のフランス宮廷において、ルイ15世の寵愛を受けたポンパドゥール侯爵夫人やルイ16世の王妃マリー・アントワネット、宮廷人らが、特別に注文した装身具や調度品には、高価な材料と高い技術が惜しみなく用いられ、フランスの美術工芸のひとつの頂点を極めた。 宮廷で使われた品々の多くは、フランス革命によって失われたそうだが、ルーヴル美術館の美術工芸部門には、革命期の動乱をくぐり抜けた貴重なコレクションが残されており、その中から今回は選りすぐった絵画および美術工芸の名品約140点が展示された。
ポンパドゥール侯爵夫人好みの繊細な金銀細工、王妃マリー・アントワネットの趣味があらわれたシリンダーデスク(書き物机、1784年)や旅行用の携行品(1787年)入れなど、多くが日本初公開だそうだ。
すでに入場者は、数日前に10万人を超えたとの報道もされており盛況である。 平日で来館する人も多かったが、ゆっくりとフランス宮廷の美術工芸の名品を鑑賞することができてよかった。 チラシの画像はポンバドゥール伯爵夫人。

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