2008年6月1日日曜日

なるとの「第九」へ!


徳島県鳴門市の坂東俘虜収容所にて、1918年にドイツ人の捕虜たちによってアジアで初めて「第九」が全曲演奏されてから、本年6月1日で90周年を迎えた。その記念として、ベートーヴェン「第九」90周年記念コンサートが、本日(6/1午後1時)開催された。 また、明日(6/2午後7時)も同じ指揮者で「第九」が行われる。そして、これは神戸淡路鳴門自動車道全線10周年記念事業の1つでもある。
このコンサートは、鳴門文化会館が建設されて以来、毎年開催され、今年で27回目である。今年も「なにわ第九の会」として男性5名で出演した。
今回、大阪府出身の西本智実さんが指揮者であった。 この西本智実さんは世界でも数少ない女性指揮者で、「男装の麗人」と称されるその聡明な美しさと、観客を魅了してやまない指揮者としての実力は、国内外問わず高く評価されている。 現在、ロシア、ヨーロッパ、日本でも広く活躍し大変人気のある指揮者だ。 そのため、県内・外からの出演の応募者も多くあり、事務局も調整に苦労されたようだ。 合唱団は49団体が参加し、総勢530名(6/1の合唱団)であった。
また、入場者も指定席1600席が詰まり後部、通路などにパイプ椅子が並べられるなど超満員の大盛況だった。歌う方も気合いが入っていたし、全員終わったあとは感動した。 大変良い思い出に残るコンサートだった。 西本智実さんの公式サイトは こちら   NPO鳴門「第九」を歌う会のホームページは こちら

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

指揮者の西本さん、美人で世界的にも数の少ない女性指揮者として、日本はもちろんのことヨーロッパ、ロシア活躍しているということはすごいことですね。その指揮者のもとで第九が歌えたのは良かったですね。